
【ルノワール×セザンヌ展】へ行ってきました♪
誰もが知る巨匠・フランス人画家二人の美術展は、とても見応えのあるものでした!
【ルノワール×セザンヌ展】は、どんな美術展?
🔷19世紀後半から20世紀初頭にかけてパリ画壇を彩った巨匠・ルノワールとセザンヌの代表作を観ることができる!

ルノワール
オランジュリー美術館

オランジュリー美術館
🔷ルノワールとセザンヌによる肖像画、静物画、風景画に、二人から影響を受けたピカソの作品を加えた52点を贅沢に展示
🔷印象派・ポスト印象派の作品を通じ、多様な表現が生み出されるモダン・アートの原点を探ることができる!
【ルノワール×セザンヌ展】の基本情報
● 会期/2025年05月29日~2025年09月07日
● 時間/10:00-18:00
祝日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日、4月5日は20時まで
※入館は閉館の30分前まで
●休館日/月曜日(6/30、7/28、8/25、9/1は開館)
● 場所/三菱一号館美術館
● 一般=2,500円
大学生=1,500円
高校生=1,300円
*中学生以下無料
〈窓口のみの〉お得なチケット
毎月第2水曜日「マジックアワーチケット」 : 1,800円(税込)
当日の17時以降に当館チケット窓口でのみ販売
【カラーコーデ割引】PINK / BLUE
ピンクかブルーの服装でお越しになると観覧料が100円引きに。さらに、ピンクとブルーのコーディネートでお越しになると、200円割引になります。チケット窓口にて、「カラーコーデ割引お願いします」とお声がけください。
※チケット窓口での購入ののみ適用です。※他の割引との併用不可。
公式サイトより引用
アクセス


会場の「三菱一号館美術館」は、東京駅からのアクセスが大変良い場所です!
地下直結なので、雨の日でも濡れずに行けますよ〜
電車
● JR「東京」駅(丸の内南口)徒歩5分
● 東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅(1番出口)徒歩3分
● 都営三田線「日比谷」駅(B7出口)徒歩3分
バス
● 最寄の停留所は「東京国際フォーラム前」
車
● 高速道路出口は「都心環状線丸の内出口」
2人の印象派・ポスト印象派の画家【ルノワール×セザンヌ展】に行く前に知っておきたい!
印象派は19世紀末にフランスで発展した芸術運動
明るい色彩や短い筆使いを用い、実際に目にした景色や光の状態をそのまま表現
ルノワール、マネ、モネ、ピサロなど
ポスト印象派
印象派の技法を引き継ぎつつ、より感情や個人の視点を取り入れた
セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなど
印象派・ポスト印象派の違い
出典:https://chigai.fromation.co.jp/archives/18903
ポイント | 印象派 | ポスト印象派 |
---|---|---|
時代 | 19世紀後半 | 1880年代〜1900年代 |
表現の目的 | 自然や光の表現 | 個人の感情やテーマ |
技術 | 明るい色彩、短い筆使い | 色彩と形の多様化 |

世界的に有名なルノワールとセザンヌですが、絵を知っていても、どのような背景を持っている画家なのかは意外と知られていないのではないでしょうか
ピエール=オーギュスト・ルノワールってどんな画家?
明るく社交的な性格のルノワール
(パリのアトリエにて)

● 1841年、フランス中南部の磁器の街リモージュの貧しい仕立屋の家に生まれる
●13歳から磁器の絵付け職人見習い→17歳で失業→扇子の装飾職人、
20歳で画家を志し画塾に入学
ここでモネ、シスレー、バジールら画家仲間と出会う
●1864年、23歳の時にサロン・ド・パリ初入選!

その後サロンへの応募・入選を繰り返し、時に厳しい評価を受ける時もありましたが、確実にパトロンを獲得していき、画家としても大きくステップアップしました
ルノワールは、モネとともに印象派の「筆触分割」の手法を編み出した

優美さと調和を兼ね備えた作風を生み出し、後世の画家に大きな影響を与えました♪
セザンヌってどんな画家?
人付き合いをあまり好まなかったセザンヌ
(レ・ローヴのアトリエにて)

● 1839年、南仏のエクス=アン=プロヴァンスの銀行の設立者の家に生まれる

ルノワールと違い、セザンヌの家はとても裕福でした💰✨
しかし厳格な父の存在が、重くのしかかっていました
父のあとをついで銀行員になる事に反発し、芸術家を志したセザンヌ
1882年、43歳の時に初めてサロンに入選した他は、なかなか公に認められることはなかったが、画家や批評家から評判が広まっていった
1895年にパリで個展が成功し、有名になる
批評家は酷評したが、多くの若手画家は絶賛した👏👏👏

セザンヌが成功したのは、晩年になってからですが、パブロ・ピカソは「彼は私の唯一の師だ」と言い、ゴーギャンやゴッホ、マティスなど後に大きなムーブメントを起こす気鋭の画家たちが「完璧なお手本」と呼んだと言われます。
ポスト印象派、「近代絵画の父」と呼ばれたセザンヌ
大きな特徴は繰り返し用いられる試験的なブラシストロークだった
同世代のセザンヌとルノワールの親しい交流
●二人の最初の出会い
1860年代の初め頃、画家バジールが、ルノワールにセザンヌを紹介
●性格が違う二人でも・・・
明るく社交的なルノワールと、人付き合いを好まなかったセザンヌは、仲が良かった
●南仏・プロヴァンスの地でともに作品を描く
作品をやり取りする間柄であり、家族ぐるみの付き合いがあった



屋外に出て描く風景、裸婦像、花や果物などの静物画など、共通したモティーフを描いたとも言われます
展示では、二人の作品の対比も楽しむことが出来ますよ〜



オランジュリー美術館

オルセー美術館

オランジュリー美術館


また二人の家族や、身近な人物を描いた肖像画にも目が惹かれます
ルノワールの代表作

オランジュリー美術館

セザンヌの代表作

オランジュリー美術館

オランジュリー美術館

この美術展を観覧するにあたり、ルノワール×セザンヌに扮した声優さんの声が流れる音声ガイドを借りました

ルノワールとセザンヌの生涯をドラマチックに紹介!!
音声ガイドがおすすめ✨
【#ルノセザ展 / 音声ガイド】
— 三菱一号館美術館 (@ichigokan_PR) May 23, 2025
ルノワール役の羽多野 渉さんとセザンヌ役の細谷 佳正さんからコメントをいただきました!https://t.co/6GQXeMOanf
お2人の音声ガイドをお聞きになるのを、どうぞお楽しみになさってください。
開幕は5月29日(木)です!#羽多野渉 #細谷佳正 pic.twitter.com/EkFfMBY4As
当日貸出価格:650円(税込)
※お支払いは現金のみ。

作品の背景がわかり、より理解が深まりますよ❤️
とても充実した美術鑑賞が出来ました〜♪
《おまけ情報》
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抽選でステッカーが当たり🎯ました!!

1883年



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