
今、横浜みなとみらいで大好評❤️開催中の佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)へ行ってきました♪
【佐藤雅彦展】 新しい×(作り方+分かり方)は、どんな美術展?
「ピタゴラスイッチ」 「バザールでござーる」 「だんご3兄弟」 「スコーン」 「モルツ」 「ポリンキー」 「I.Q Intelligent Qube」 「0655/2355」 などなど、多種多様な大ヒット作品群を生み出した佐藤雅彦氏の創作活動の軌跡をたどる世界初の展覧会

基本情報
● 会期/2025年6月28日(土)〜11月3日(月・祝)
● 時間/10時~18時(木曜定休)※入館は閉館の30分前まで
●観覧料/一般=2,000円、大学生=1,600円、中学・高校生=1,000円、小学生以下
=無料
● 場所/横浜美術館
チケットの購入・予約のお問い合せ/ ART PASS 公式サイト
アクセス

会場の横浜美術館は、周辺に沢山の観光スポットがあり、交通アクセスが良い場所です!
電車
● みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅〈3番出口〉徒歩3分
● JR(京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から徒歩10分
バス
● 最寄の停留所は「横浜美術館」
桜木町駅バスターミナル3番のりばから、市営バス156系統(平日のみ)・292系統パシフィコ横浜行き
車
● 首都高速横羽線「みなとみらい出入口」より1分
行く前に知っておきたいこと!

大ヒット作を次々に生み出した40年にわたる創作活動の軌跡

🔷 創作の根幹にあるのは、
「作る」より手前の「作り方を作る」という姿勢


創作の大半は、その「作り方を作る」こと・・・
確かに、何をどうして行くかの土台がぐらついていると良いものも出来ないですもんね〜
🔷 「新しい分かり方の供給」で、見た人に新たな感覚や気づきをもたらす
ジャンジャカジャーン。(1991年/ JR東日本・91年春ダイヤ改正)


当時大人気のアイドルの写真に、「ジャンジャカジャーン。」という文字を載せて
注目を引く→一枚のポスターという枠の中で、伝えたいことを伝えるという手法で、脚光を浴びたポスターです
ネーミングを作るための方法論

メディアの特性を利用して、人々の行動や思考に変化をもたらすことを意図した作品の裏側を種明かし
メディア・ハッキング

伝説のCM 湖池屋「ポリンキー」
湖池屋 ポリンキー(1994年/ 佐藤雅彦・内野真澄)



ポリンキーのキャラ、とっても可愛いですよね!
あの耳に残るCMの仕掛け人も佐藤雅彦さんだったとは・・・
驚きました〜
佐藤雅彦(さとうまさひこ)さんてどんな人?
● 1954(昭和29年)年静岡県生まれ
●1977(昭和52)年に東京大学教育学部を卒業し電通に入社
CMプランナーとして
湖池屋「スコーン」、「ポリンキー」、NEC「バザールでござーる」、サントリー「モルツ」などを手がける
●1994(平成6)年に電通を退社後、企画事務所「TOPICS」を設立
プレイステーションソフト「I.Q」や「だんご3兄弟」などジャンルを横断したコンテンツをヒットさせた

●1999(平成11)年 慶應義塾大学環境情報学部教授
研究と実践をベースにした幼児教育番組「ピタゴラスイッチ」(NHK教育)放映
●2006(平成18)年 東京藝術大学大学院映像研究科教授(2021年より名誉教授)
佐藤雅彦さん、実はキャラクターが苦手なの!?

「バザールでござーる」「だんご3兄弟」「ポリンキー」などの親しみやすいキャラクターの作者でもある佐藤雅彦さん、実はキャラクターが苦手らしいんです💦
絵を描くこと、文章を読むこと、音楽も苦手だったなんて、とても信じられないですよね・・・
苦手なものでも、強く訴えかけるために必要なものとして使うのは、
自身の作った方法論に従順なればこそ!

好みではない材料で、美味しい料理を作るようなものなんですかね
斬新かつ親しみやすいコンテンツは、いかにして生み出されたのか、楽しみながら、すごく良くわかる展示となっています!

グラフィックデザイン
CINEMA CLUB



グラフィックデザインからはじまり、電通在籍中の斬新なCM群、メディアを駆使して新しい表現に取り組んだ活動の記録、大学で学生たちと研究を重ね、その成果を教育番組に生かした2000年代以降の活動まで、順を追って楽しめる



ピタゴラスイッチ装置や、映像もたくさん使ってわかりやすく楽しく理解できる展示なので、小学生のお子様連れも多く、皆さん楽しんでいました


綺麗なイラストや映像、インパクトのある音づかい、短時間に、多くの人に「伝える難しさ」と楽しさがわかる大変見応えのある内容ですよ〜!


とても勉強になりました😃
興味がある方は、ぜひ行ってみてくださいね!



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